■プール掃除 [6月3日] 6月3日、プール掃除を行いました。高学年になった5年生が、全校のみんなのために働き、プール開きが迎えられるように準備をしてくれました。

はじめは濁った水に足を入れることにためらいを見せていた子ども達も、全校のみんなのためにという責任感と、怖い物みたさ(体験したさ?)や好奇心に後押しされて、張り切ってプールに入っていきました。

壁をこすったり、床をこすったり、プールサイドや側溝、側溝のふた、シャワー室、トイレなど、あらゆるところをきれいにしていきました。

子ども達が張り切って取り組んだのは、プールの床をこすったり、ゴム製の水切りで水を排水溝に流したりする仕事でした。壁をブラシでこする地道な仕事は、今ひとつ人気がありません(笑)。そのあたりは、まだ高学年に仲間入りしたばかりの5年生の子ども達の素直な反応かなとも思います。しかし、10ヶ月後、6年生になる頃には、「やりたいことよりやるべきこと」に取り組む立派な最上級生になるに違いないという期待を抱かせてくれる働きぶりでした。最後はきれいになったプールを眺め、達成感を味わった子ども達でした。

掃除が終わった後の担任からの話では、子ども達の頑張りをたたえながらも、期待されている役割を果たすために、一人一人が粘り強く、最後までやり遂げる姿を求める話もありました。高い目標をもつことで、一層成長できることを期待させてくれる子ども達なのです。

最後に、明るく、元気に、温かい雰囲気の中で頑張った子ども達に、大きな拍手をおくりたいと思います。来週のプール開きが楽しみですね。