■三輪小見守り隊 [10月14日] 児童の安全を、どのように確保するか・・・、学校が最も力を入れなければならない課題の一つです。特に、登下校時は、危険がいっぱいです。不審者情報、交通事故、野生動物の出没・・・心配は絶えません。

三輪小学校では、9月12日 の土曜授業の日に「三輪小見守り隊」が結成され、子ども達の安全確保にご尽力いただいています。

学校長が各地区の区長さんに依頼して募っていただいた、有志の方々・・・。各地区から、たくさんの方々が集まってくださいました。

結成式当日は、まず、本校わくわくホールで学校長が趣旨説明を行い、その後、地方別に集まった子ども達との顔合わせ会を行いました。見守っていただく地域の方々との出会いは、子ども達に安心感を与えたようでした。同時に見守り隊の皆さんも、子ども達出会いを通して、地域の子ども達への親しみの感情を深めてあるように見受けられました。

顔合わせが終わると、見守り隊のみなさんには、再度わくわくホールに集まっていただきました。そして、学校から不審者情報をお伝えしたり、パトロールのお願いをしたりするための「安心メール」の会員登録を行っていただきました。ここでは、メール登録ボランティアの方々、PTA本部役員の方々の協力も得て、会員登録を行っていきました。

見守り隊に参加してくださった皆さんには、不審者情報や野生動物出没の知らせがメールで届いたら、通学路に出てパトロールをしていただくようにお願いしています。

見守り隊結成から数日が経過した頃、「弥永地区に猿が出没した」という情報がありました。早速その日の帰り、翌日の朝、そしてその後も・・・、子ども達や地域の方々の心配が晴れるまで、見守り隊の方々が活動してくださいました。その後の不審者情報でも動いてくださった方々がたくさんいらっしゃいます。本当に有り難いかぎりです。

顔見知りになった見守り隊の方に「おじちゃん、遊んでください」と声をかけた低学年の子がいたというほほえましい話も耳に入ってきました。三輪小見守り隊の皆様の存在とご尽力は、子どもたちが本当に安心して過ごすことができる地域づくりにもつながると期待しています。これからも、学校と家庭、地域が一体となって子ども達の安心、安全を守っていきましょう!