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中学生の職場体験がありました [9月8-11日]
今年も、三輪中学校の2年生が、本校に職場体験にやってきました。
久しぶりの小学校、なつかしい母校ということで甘えたい気持ちにもなるところでしょうが、さすがは中学生、職場体験の目的を踏まえ、礼儀正しく振る舞い、自分にできることを積極的に行っていこうとする姿が見られました。

小学生は、中学生を「〇〇先生」と呼んで慕い、中学生も小学生と打ち解けようと積極的にかかわりをもっていました。
職員からは、意欲的に働く中学生の姿に「ありがたい」「助かる~」の声が多数あがっていました。職員室では、「職場体験が終わっても来てくれんやろうか」「じゃあ、先生が給料を支払ってあげてくださいね(笑)」そんな冗談も飛び交っていました。

体験期間の中間で、中学生同士で成果や課題について、話合いをさせました。考えを出し合う姿、自然な会話で喜びや悩みを共有する姿、温かい雰囲気がある話合いでした。卒業して1年半、あの頃の素直さはそのままに、知性や行動力、責任感などが大きく成長していることを嬉しく思いました。三輪中学校とご家庭のお力に感謝の気持ちでいっぱいになりました。

4日間の体験を終えた生徒達は、それぞれが「先生として子どもとかかわることの喜びや難しさ」を感じていました。職員室で立派なお礼のあいさつをした後、控え室であがった生徒達の言葉、「明日からも小学校に来ていいですか?」この言葉が、4日間の充実ぶりを表していたように思います。

将来、どのような職業につくのかは、これから、じっくりと考えていってほしいと思いますが、今回の職場体験が、働くとはどういうことか、社会に出るとは、大人になるとはどういうことか、今自分がなすべきことは何か・・・そんな自分の生き方についての考えをつくるひとつのきっかけになればと願っています。

中学生のみなさん、中学校で指導していただいている先生方、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました。